UQモバイルで電話を使った時に、電話を切り忘れてたくさんの費用を請求されるトラブルが発生しているようです。
自分自身もたまに電話を使いますので、その時に切り忘れて、後から身に覚えのない請求が来るのも嫌なので、早速UQモバイルの「サポートセンター」にチャットで問い合わせてみました。
電話を切り忘れた場合の課金の仕組みについて、サポートセンターに問合せた内容
こういう素朴な疑問が発生した時に、電話で問い合わせするのは少し気が引けますが、チャットだと気軽に問い合わせができるのは便利ですね。
J’s
「電話の切り忘れによる、過大な通話料金の請求に関する記事を、最近ネットの記事で見ました。
これは相手が通話を完了していても、自分が電話を切り忘れると、課金が発生するということでしょうか?」
サポートセンター
「いいえ、お相手の方が通話を終了されているのであれば、音声通話は切断された状態ですので、料金の発生はございません」
J’s
「ありがとうございます。そうしますと、今回UQモバイルのサイトの「お知らせ」に掲載されていた注意喚起の記事は、両者ともに切り忘れたことによる課金ということなんですね」
サポートセンター
「はい、ご認識のとおりでございます。」
J’s
「ありがとうございました。」
UQモバイルの電話切り忘れによる課金トラブルの確認結果
というわけで、片方が通話を終了すれば、それ以上の料金の発生は無いという、ある意味常識的に考えれば、当たり前の結論でした♪
UQモバイルの「お知らせ」の記載内容について感じたこと
今回のケースでは、実際に「電話をかけた方」と「電話を受けた方」の「両者」が電話を切り忘れて高額な請求となり、トラブルとなった事例がありそうだということは理解できます。
しかしながら、UQモバイルの公式サイトでこのような「お知らせ」を発表したことによって、上に書いたようなコメントが寄せられており、電話料金の課金の仕組みやUQモバイルに対する、誤解が発生しているような気がします。
変に誤解されてしまったらもったい無いですよ>UQモバイルさん
J’s的「お知らせ」記載内容の加筆修正案
今回のケースでは、「どんな時に通話料金が発生し続けるのか?」という具体例を載せると良いのかも知れませんね。
[通話料金が発生するケース]
「電話をかけた方」と、「電話を受けた方」の両者が共に通話を終了せずに、他の画面や他のアプリに移った場合は、電話がつながった状態が続きますので、通話料金が発生します。
[通話料金が発生しないケース]
「電話をかけた方」か、「電話を受けた方」の少なくともどちらか一方が通話を終了した場合には、それ以上の通話料金が発生しません。
電話を切り忘れるとどうなるのか実験してみました
ところで、実際に通話中に電話を切らずに他のアプリなどに移るとどうなるのか、手元のiPhone8で実験してみました。
すると、こんな画面が出てきます。
画面の上部が緑色になって、「タッチして通話に戻る」って表示されます。
うーーーん。。。
この画面のまま(通話を切らずに)放置する人っているのかな。。。
今回、電話を切り忘れて高額な通話料金を請求された人は、この画面の変化にしばらくの間気づかなかったってことですよね。
もしかしたら、文字が小さすぎて気がつかないとか(爆)
それでも、緑色のラインが入るから普通気づきますよね。
あ、それか電話を切った後、一度も画面を開かずに、次に画面を開いたのは1ヶ月後とか。。。
電話の切り忘れによる課金トラブルのまとめ
・「電話をかけた方」か「電話を受けた方」のどちらかが電話を切れば、そのタイミングで通話料金の課金はストップする。
・通話料金の課金が続くのは、「電話をかけた方」と「電話を受けた方」の両者が通話を切っていない場合だけ。
・iPhoneの場合、電話をかけている最中にホームボタンを押すと、画面上部が緑色となり「画面をタップして通話に戻る」という文字が表示される。(なので、普通は電話をかけた状態になっていることに気づくはず)
そして、最大の結論
「UQモバイルは何も悪くない」です。
悪いのは
「電話を切り忘れたあなた」
「電話を切り忘れた後、他の画面に移った際に、画面上部の緑色や「タッチして通話に戻る」の表示に気づかないあなた」
と言って良いでしょう。
この記事の発端となったUQモバイルの「お知らせ」は、下記のUQモバイルの公式サイトからご覧頂くことができます。
UQモバイルのトップページから、「UQコミュニケーションズ公式ガイド」をクリックして、一番下の画面にスクロールすると「お知らせ」が見つかります。
2018年2月3日の「お知らせ」をご覧くださいませ。
【注意】0570 で始まる電話番号は通話パックが適用されず、別料金が発生します