ドコモ、au、ソフトバンクなどの三大キャリアでiPhone13を買えば、割引も大きいので安く買えると思っていたのですが、それは間違いだということに気づきました。
なぜかというと、iPhone13をApple Storeで買って、UQモバイルやワイモバイルなどの格安SIMで通信プランを契約した方がトータルコストでは有利だということが分かったからです。
理由は以下の通りです。
- 三大キャリアはiPhone本体の元の価格がApple Storeで買う場合と比べると高い
- 三大キャリアは使用後2年経つと返却するか、残債を支払う必要がある
- そもそも三大キャリアは格安SIMと比べて月々の通信料が高い
このページでは、以下の方を対象に記事を書いています。
- iPhone13、iPhone13 Pro、iPhone13 Pro Maxを入手したい
- 本体の購入金額と月々の通信料金のトータルの費用を安くしたい
- 2年以上は機種変更することなく同じiPhoneを使い続けたい
僕の経験があなたのお役に立てればうれしく思います。
三大キャリアのiPhoneは定価が高い
同じiPhone13でも三大キャリアで買う場合と、Apple Storeで買う場合で定価が違います。
例)iPhone13 128GB
・ソフトバンクの価格:115,920円
・Apple Storeの価格:98,800円
17,120円もの差があります。
三大キャリアでは様々なキャンペーンで、本体料金の値引きプランを用意しているのですが、「三大キャリアは元の本体価格が高い」ということを知っておいた方がよいです。
僕がソフトバンクで商談した時は「分割支払い代金割引」として、総額21,984円の値引きを提示されましたが、Apple Storeで購入した場合の本体価格と比べると、4,864円安くなるだけです。
ソフトバンクは格安SIMに比べると月々の通信料金が高いので、iPhone本体の購入金額と月々の通信料金を合わせたトータルコストで考えると、21,984円の値引きでは全然お得ではないという結論となります。
48回分割払いの罠
10万円を超えるiPhoneが販売されるようになったことから、1回分の支払い額を低く抑えるために48回の分割払いにする買い方が一般的になりつつあります。
この48回分割払いですが、2年経過した段階で本体を返却するか、残債を支払い続けるかを選択する仕組みになっています。
2年後にiPhone本体を返却する場合
iPhoneを返却すれば「残債の支払いの必要がないのでお得!」と考えていたのですが、本体を返却するということは、新たにiPhoneを用意する必要があります。
新しいiPhoneに切り替えるのはめんどくさいですし、現段階では分からない要素があるので、不安になりませんか?
例えば、
- データ移行がめんどくさくないですか?
- 新しいiPhoneを入手する必要があるので、別のキャリアで契約しますか?
- 自宅のインターネットもそれに合わせて乗り換えるとすると、違約金の支払いの可能性もありますし、工事立ち合いも大変です。
- あなたのiPhoneは2年後もキレイな状態ですか?
- 2年後には、各社新しい料金プランが出てるでしょう。それを一から調べるのも大変です。
- 2年後に販売されるiPhoneはさらに高額になっている可能性あります。
など、2年後にiPhoneを返却する場合は心配事が尽きません。。
iPhoneを返却せずに残債を支払う場合
残債の支払いはキャンペーンによる割引がなくなるので、三大キャリアで購入した場合は元の価格が高い分、割高に感じるでしょう。
ソフトバンクの例ですと、26ヶ月目の支払いから本体代だけで1,000円ぐらい高くなります。
「え、1,000円ぐらいなら良いのでは?」
と感じるかもしれませんが、すでに2年も使ってきたiPhoneの支払い価格が1,000円高くなるのは今ひとつな感じがしませんか?
iPhone13を使いながら月々の支払額のトータルコストを安くすることが最大の目的
「iPhone13を安く買うこと」と「iPhone13を安く使うこと」
は同じではありません。
僕は、「iPhone13を安く使うこと」に主眼をおいています。
先ほど紹介した通り、三大キャリアでiPhoneを購入する場合は元の価格が高いので、
「安くなっているように見えるだけ」
と考えるようになりました。
また、通信料金について考えると、ソフトバンクの場合は1年目だけ大幅に割引があるので月々3,000円ぐらいで済みます。
しかしながら、2年目以降は容赦なく割引がなくなって6,000円以上の通信料金となります。
この金額にiPhoneの分割料金が加算されますので、月々の支払額の合計は以下の通りとても高額となります。
ソフトバンクでiPhone13を購入した場合の月々の支払い
(iPhone13 128GBの分割支払い価格 + 通信料金の合計額)
1年目:4,559円
2年目:7,639円
3年目:8,555円
徐々に割引の特典がなくなっていくので、年々支払額が増えていく仕組みになっています。
精神衛生上よくないですね。。
まとめ iPhoneはApple Storeで購入し、通信プランは格安SIMで契約するのが吉
ここまでの考察により、iPhone13を安く使うためには、
・iPhone13はApple Storeで買う
・通信プランは、
という選択が最も良いので、我が家はこの方法で新しいiPhoneを買うことにしました。
Apple StoreでiPhone13を購入するメリット
Apple Storeでは、iPhone8以降のiPhoneを下取りとして引き取ってもらえるサービスがあります。
僕のiPhone8は11,000円の値段がつきました。
もちろん、メルカリや楽天フリマなどのフリマサイトやYahoo!オークションなどで売ってもよいのですが、買い手から難癖をつけられると大変ですし、消したつもりの個人情報が盗み取られる心配などのデメリットを考えると、Appleに下取りに出す方が安心です。
格安SIMはどのキャリアがよいか?
僕は格安SIMで実績のあるUQモバイルとワイモバイルをどちらも契約して使っています。
基本料金や家族割の仕組み等については、
UQモバイルの特徴(メリット・デメリット)
【通信速度・通信の安定感】
auのサブブランドということもあって、どこでも電波がよく届きます。
また、混雑した場所で通信速度が遅くなるといったこともないので、
正直なところデメリットは思いつきません。
以前は自宅のインターネット回線をauひかりにした場合に何の特典もなかったことがデメリットでしたが、今はUQモバイルとauひかりが連携されるようになり改善されています。
【UQモバイルに申し込む時の注意点】
ネットで申し込む場合の特典であるキャッシュバックの額がサイトによって異なりますので、一度チェックして比較してから決めた方がよいです。
どちらのサイトから申し込んでも、UQモバイルの通信料金や通信品質に違いはありません。
(僕はどちらのサイトからも申し込んだ経験があります)
ワイモバイル(Y!Mobile)の特徴(メリット・デメリット)
【ヤフーショッピングの優遇】
何と言ってもヤフーショッピングとの親和性が高い点がメリットです。
ワイモバイルに契約すると、無料でYahoo!プレミアム会員になれるので、Yahoo!ショッピングでのポイントが優遇される点が最大のメリットです。
僕はさらに
毎月550円のオプション料金を支払うことによって、毎月500円分の買い物クーポンがもらえることに加えてポイントが8%となる特典がついています。
【電波の届き具合は今一つな場所もあるのがデメリット】
田舎では電波が全然届かない場所があったりするので、自分の行動エリアのソフトバンクやワイモバイルの電波の状況を友人・知人に尋ねてみた方が良いと思います。
とある学校では全く電波が届かなかったりします。。。
格安SIMに契約する前に必ず確認しておくこと
この記事はiPhone13を使う前提で書いていますので、以下のリンク先を確認する必要は特にありません。それ以外の機種の場合はiPhoneが格安SIMで使えるかどうかを調べておくことをおすすめします。
また、SIMカードのサイズの選び方やeSIMとの違いなどが気になる場合は確認しておきましょう。
≫
≫
両社ともサイトにアクセスした後、チャットで質問する方法が簡単で便利です。
最後に(AmazonでもSIMフリーiPhone13を買えます)
Apple Storeから買うのが面倒だという方は、AmazonからiPhone13を買う方法もあります。
Apple Storeの価格と基本は同じですが、Amazonギフトカードの残高がある方やクレジットカードのポイント優遇のある方は、Amazonの方が便利ですよね。
iPhoneを買う前に、Apple StoreとAmazonのサイトの比較をしておくと「こっちで買えば良かった!」という後悔をしなくて済みます。
コメント